「ヒロシマ平和の旅2026」振り返りの会を8/22(土)午前中、ALWFロッキーセンターで開催しました。
7月下旬のヒロシマ平和の旅に参加したユーコープ組合員9家族が一堂に会し、現地での学びや感じたこと、家族で話し合った内容を、それぞれ工夫を凝らした方法で報告し合いました。当日は会場だけでなく、オンライン(Zoom)でも組合員の家族などが参加しました。
「私たちが最後の被爆者から直接話を聞ける世代である」
冒頭、事務局の静岡県生協連・山下専務理事より開会のあいさつがありました。大変な暑さの中での旅を労うとともに、被爆81年を迎えた今年の平和記念式典のメッセージに言及。「私たちが最後の被爆者から直接話を聞ける世代である」という平和宣言・誓いの言葉を強調し、語り部さんから直接お話を聴けた貴重な経験を、次の世代や周りの人たちへしっかりと伝えていく義務についてお話がありました。
個性あふれる方法で、家族ごとに旅の成果を報告
報告タイムでは、パワーポイントや動画、SNS、クイズなど、各家族がアイデアを凝らして発表を行いました。一部ですがご紹介します。
Aファミリー(母子で参加):学校の国語や道徳の教科書で学習した内容と、実際の現地(原爆ドームや資料館など)を絡めて発表。語り部さんから原爆当日の日常を直接聴けたことが非常に貴重だったとし、「今の私たちが平和な生活を守り、伝えていく義務がある」と強く語ってくれました。
Bファミリー(4人家族で参加):初めての広島旅行で、驚き・感動・悲しみが入り混じる複雑な旅になったと報告。本や画像とは違い、コンクリートを一瞬で吹き飛ばす原爆の破壊力や、今もなお白血病と戦い続けている語り部さんのお話を聴き、「まだ戦争は終わっていない」と強い衝撃を受けたことを、子ども中心の対話形式で発表しました。

Cファミリー(母と子ども2人で参加):長男が部活の大会のため欠席となりましたが、自宅の鈴虫の鳴き声をBGMに本人が事前録音したナレーション動画で発表。原爆は過去ではなく「現在進行形」であると指摘しつつ、この旅を通して「観光関係の仕事に就きたい」という将来の夢が強まり、英検に向けて勉強中であるという前向きな成果を報告してくれました。
Dファミリー(5人家族で参加):事前学習で読んだ絵本『へいわとせんそう』の感想から始まり、少年の遺品に突然日常を奪われた怖さを感じたと発表。さらに原爆の爆発高度や折り鶴の数をクイズ形式にして出題し、会場を巻き込みながら「相手に敬意を払うことで身の回りの争いを減らしたい」と決意を語りました。
「平和をなくしては、暮らしの安心は成り立たない」
各家族の素晴らしい報告のあと、事務局の静岡県生協連・清水常務理事より閉会のあいさつがされました。清水常務理事からは、各家族の発表への感謝とともに、生協の平和活動の理念である「平和をなくしては、暮らしの安心は成り立たない」という言葉について説明がありました。そして、この旅をきっかけに、これからも家族や周りで平和について考え、語り継いでいってほしいと呼びかけました。
【開催概要】
静岡県生協連では、毎年7月下旬に平和の旅を実施しています。今年は「ヒロシマ平和の旅」の開催を会員生協に呼び掛け、ユーコープと協力して開催することとなりました。
ヒロシマ平和の旅の目的は以下の通りです。
①被爆地広島を実際に訪れ、原爆の脅威を肌で感じ、平和の大切さを考える場とする。
②家族で行動することにより、平和をテーマに語り合う場とする。
※混雑を避けるため、ヒロシマ原爆の日である8月6日の前に実施しています。
(1)日程
・ガイダンス:7/18(土)ALWFロッキーセンター
・ヒロシマ平和の旅:7/24(金)-25(土)
・振り返りの会:8/22(土)
(2)参加者 26名(ユーコープ組合員)
(3)事務局 5名(静岡県生協連3名、ユーコープ2名)
