行政・諸団体の取り組みとお知らせ

2026年9・23焼津行動開催報告

1954年3月1日に南太平洋ビキニ環礁で行われた水爆実験による被ばくで亡くなった第五福竜丸無線長の久保山愛吉さんの72回目の命日にあたる9月23日(水)、焼津駅から浜当目の弘徳院まで墓参行進と墓前の誓いのつどいが行われました。午後からは「焼津のつどい」が和田地域交流センターにて行われました。

取り組み概要
(1) 墓参行進と墓前の誓いのつどい
①日時:9月23日(水・祝) 墓参行進 9:30~10:20、墓前の誓いのつどい 10:20~11:10
②行程:焼津駅前~弘徳院(焼津市浜当目)
③参加者:192名
④内容:雨がぱらつく中の行進でした。主催者あいさつでは、核兵器禁止条約発効後の日本政府の対応(条約への不参加、核抑止論への依存)に対する問題意識の共有と、唯一の戦争被爆国として、アメリカの「核の傘」からの離脱、被害真相の公表と補償を求める姿勢を強調されました。また、中野弘道焼津市長のメッセージが紹介され、宗教者・青年団・高校生代表から誓いの言葉が述べられました。
(2) 焼津のつどい
①日時:9月23日(火) 13:30~16:00
②場所:和田地域交流センター「わかしお」
③参加者:140名
④内容 冒頭、黙とうの後、静岡県原水協の大牧事務局長から主催者挨拶と情勢報告がありました。続いて、中野弘道焼津市長のメッセージが披露されました。
記念講演:第五福竜丸事件語り部の杉村征郎氏による記念講演では、自身の戦中・戦後の体験から始まり、「焼津の第五福竜丸事件を語り継ぐ市民の会」を設立し、「平和を共に学び語り継ぐ経営者の集い」を全国130名の経営者で結成するなど、平和と核廃絶の意義を次世代、特に現役経営者に継承する活動を紹介。昨今の核抑止力論や憲法改悪の動きに「新しい戦前」へ向かう危機感を表明した。反核運動がイデオロギー対立の中で一時衰退し、焼津で事件がタブー視された時期があったが、市民や教員、一部の乗組員の地道な活動によって運動が再燃・継続されてきた歴史も語られた。講演者自身の中学生時代の署名活動の体験も紹介され、核抑止論の自己矛盾を批判し、対話による外交の重要性を訴えた。最後に、「戦争・差別・貧困・飢餓がないこと」「文化的な質の高さを共有すること」という平和の条件を提示し、学び、伝え、世界を変える行動の重要性を説いて締めくくられた。

 

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