静岡県生協連は、静岡県JAグループ、静岡県漁業協同組合連合会、静岡県森林組合連合会とともに静岡県協同組合間提携推進協議会を設立し、協同組合同士の連携を進めています。
11月27日(月)女性交流集会を開催しました。この会は、各団体の生産・流通・販売の現地を訪問することにより、地域レベル、参加者レベルでの交流を進めることが目的です。
参加者31名(JAグループ15名、生協連11名、県漁連5名)が、中遠地域(磐田・袋井)の施設を訪問しました。
【静岡県農林技術研究所】
磐田市にある静岡県農林技術研究所は、野菜・花・果物など新品種の開発、商品化、病害虫防除、生産資材の開発など、幅広い活動を行っています。職員から概要説明を受けたあと、資料を見学しました。
会議室ではグループに分かれて交流しました。参加者から自己紹介がされ、農業や漁業に関わっての苦労話など、普段は聞くことのない話題で大いに盛り上がりました。
【有限会社どんどこあさば】
袋井市にある「どんどこあさば」は「浅羽」という土地が知られていない現状を変えようという思いで集まった人たちが「まちおこし活動」に取り組み、営業している「おかって市場(農産物直売所)」&「農家風健康バイクング あぐりレストラン陽だまり」です。
【福田漁港&有限会社マルウ】
福田漁港は県下有数のシラス漁港です。水揚げされた新鮮なシラスは、漁港から数分の加工工場で釜茹でされます。
福田では、シラスは天日で乾燥させます。太陽の光を浴びて、うまみが増すとのことでした。
最後に、シラスの試食・販売も行われました。
施設の見学や昼食、グループ交流を通じて、お互いの顔の見える関係をつくることができました。このつながりを生かして、今後の協同・連携を進めていきます。