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生協役職員研修会(静岡県委託事業)を開催しました

 静岡県くらし・環境部県民生活課からの委託を受け、当連合会が実施団体となり標記の研修会を開催いたしました。

1.主 催 静岡県 実施団体:静岡県生活協同組合連合会
2.目 的 大規模自然災害発生時の生協の対応について学ぶ
3.日 時 2017年3月13日(月)10時~12時
4.会 場 静岡労政会館5階視聴覚室(静岡市葵区黒金町5-1)
5.参加者 23名(ユーコープ2名、県労済生協1名、パルシステム静岡8名
  あいち生協1名、県民共済生協1名、静岡県生協連 5名、日本生協連1名、講師)
6.研修テーマ
(1)熊本地震発生時の生協の支援活動について
講師:日本生協連組織推進本部 地域・コミュニティ担当部長 宮地 毅 氏
 大規模災害全国生協連携計画(全国生協BCP)に基づく実践事例として、日本生協連の熊本地震被災地での災害支援活動の状況を報告いただきました。主な活動は、引っ越し支援、市町ボランティアセンターへの支援活動、炊き出し支援などで、支援にあたっては「常に被災者に寄り添った活動」「さまざまな団体との協同」「チームワークと生協らしさ」「熊本地区の今後の生協活動に生きる活動」などに留意することが必要であることが報告されました。

(2)生活協同組合ユーコープの事業継続計画について
報告:生活協同組合ユーコープしずおか県本部長 宮﨑 泰成 氏
 2012年に策定された事業継続計画の概要について報告されました。職員の営業時間内と時間外の初動対応や行政との緊急時応急物資協定に基づく物資の提供について報告されました。災害発生から2週間、毎日10トントラック1台分の物資が日本生協連から県内6店舗に送り込みがされることや店舗、宅配の営業再開の基準について具体的な対応内容が報告されました。

(3)「第12回静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」参加報告
 報告:静岡県生活協同組合連合会事務局長 山田 和仁
3月4~5日に開催された図上訓練の状況や市町の災害ボランティアセンターとの連携の必要性について報告されました。

7.感想など
 ・現地(熊本)での取り組み、支援ボランティアの状況、生協の立ち位置などが分かり大変勉強になった。
・生協の役割と現状について学ぶことができ、今後の心得としたいと思いました。
 ・海が近い県なので沿岸対策をしっかり行うことが必要だと改めて思いました。
 ・平時のうちに決められることは決めておくことが大切だと思いました。
 ・自組合のBCPの見直し、再確認を行います。
・地区防災計画の必要性を実感しました。

講師の宮地毅氏


会場の様子

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