県連ニュース

協同丸を焼津市に寄贈いたしました

静岡県生活協同組合連合会(会長:吉田敬哲)は、このたび当会が保有する「協同丸」を
焼津市に寄贈いたしました。

協同丸模型

協同丸は、焼津市歴史民俗資料館(焼津文化センター内)に展示されています。
どうぞお近くにお寄りに際には、足をお運びください。

【協同丸とは】
 1954年3月1日未明、太平洋上で米国の水爆実験によって被爆した第五福竜丸乗組員
23人のうち、見崎進漁労長以下の重傷者は東大病院に収容されました。数か月に及ぶ療養
の間、当時の東大生協職員による生活支援活動が行われました。
翌年5月20日に船員たちは退院されましたが、その際に乗組員の皆さんから東大生協の
職員にお礼のとして贈られた模型船が『協同丸』です。
 ビキニ事件60周年にあたる2014年、静岡県生協連は東大生協より協同丸を譲り
受け、生協組合員にビキニ事件を伝える貴重な史料として展示、紹介してまいりました。
より多くの方々が『協同丸』を通じてビキニ事件という史実に目を向け、核兵器廃絶の
ための思いを共有されることを願い、このたび『協同丸』を焼津市に寄贈をさせて
いただくこととしました。
協同丸贈呈

写真:吉田会長から焼津市文化財課・丸山博信課長に協同丸(目録)をお渡ししました。

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