静岡県生協連では、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)にお祝いメッセージを送りました。
日本被団協のノーベル平和賞受賞へのお祝いのメッセージ
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞に、心よりお祝いを申し上げます。
被爆者の皆様は、筆舌に尽くしがたい被爆体験を継承する活動を長年取り組まれ、たゆまぬ努力の積み重ねにより、核兵器の使用は道徳的に容認できないという国際規範の形成に大きな貢献をされました。あらためて皆様の長年にわたる地道な取り組みに敬意を表します。
静岡県生活協同組合連合会は、静岡県原水爆被害者の会の皆様と連携し、3・1ビキニデ―、平和行進、ヒバクシャ国際署名などに取り組んでまいりました。また、10月13日に静岡県清水区鉄舟寺で行われた、被爆79周年静岡県広島・長崎原爆死没者慰霊祭では、参加者の皆さんと日本被団協のノーベル平和賞受賞を喜びあいました。
被爆者の方々の生々しい証言を聞き、核兵器の恐ろしさを改めて認識するとともに、平和な社会の実現に向けて力を尽くす決意を新たにしています。
世界では、ウクライナや、カザ、中東でも紛争が続いており、また核をめぐる情勢は緊迫化しています。今こそ、核兵器廃絶に向け声を上げ続けることが必要です。今回の受賞が、そうした世界情勢への警鐘となることを期待するとともに、あらためて世界の指導者に対し、核兵器廃絶と世界各地での戦闘行為の即時停止を強く呼び掛けます。
2024年10月15日
静岡県生活協同組合連合会