県連ニュース

環境学習懇談会を開催しました

静岡県では現在「静岡県生物多様性地域戦略」策定に向けた検討を行っています。この地域戦略について学ぶこと、および会員生協の環境に関する活動の交流を目的に、環境学習懇談会を開催しました。

日 時:2017年2月17日(金)10時~12時
会 場:ユーコープしずおか県本部会議室
参加者:17名(スズキ生協・2名、パルシステム静岡・3名、生活クラブ生協・1名
ユーコープ6名、県連4名、講師)
内 容:

1.「静岡県の生物多様性 ―『静岡県生物多様性地域戦略』の策定―」
【講師】静岡県くらし・環境部環境局自然保護課野生生物保護班班長 横井 志伸 氏
(報告内容)
豊かな生態系を有する静岡県においても、野生生物による被害や外来生物の進入など生物多様性をめぐる現状と課題があり、この多様な自然環境を保全し豊かな生態系を未来に継承するためには長期的視野に立った戦略が必要です。この認識のもとで現在策定を進めている生物多様性地域戦略について、資料に沿って報告されました。
(出された意見)
・シカなどによる被害防止のための防護柵による感電事件が数年前にあったが、その後の指導はどうなっていますか。
・駆除したシカやイノシシを食料として役立てる取り組みが各地で行われていると思う。安定的に食料に回すことができればよいと思う。
・南アルプスでのリニア開発問題について、県としてはどのように考えていますか。
・富士宮では車に轢かれた鹿を見かけることがあり、保護してあげてもいいのではとも思ってしまう。

2.各生協の環境活動事例の交流
(1)ユーコープ
リサイクルの取り組み(牛乳パックやトレイ、ペットボトル・キャップなど)、今年3月に新稼働するリサイクルセンターについて報告されました。
(2)パルシステム静岡
パルシステム静岡と地域の活動団体との共同企画(おいしい里山物語、里山酒米ぷろじぇくと、海藻おしばでカードづくり、夏休み親子せっけんワークショップ、村上養蜂はちみつ学習会)などについて報告されました。
(3)スズキ生協
スズキ自動車のCSR・環境レポートについて、スズキ生協が取り組む節電や敷地外のゴミ拾い活動などについて報告されました。
(4)生活クラブ生協
グリーンシステム(リユースびんで快適に暮らす)の取り組みについて報告されました。

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