1月20日(土)・21日(日)の2日間、ツインメッセ静岡(静岡市)にて、標記の図上訓練(主催・静岡県ボランティア協会)が開催されました。
訓練には、静岡県および各市町の行政、社会福祉協議会、災害ボランティア団体、県外の災害ボランティア団体など総勢300名を超える人々が参加しました。
静岡県生協連は、県内全域を活動エリアとする団体としてこの訓練に参加しています。今回は、宮﨑泰成専務理事、山田和仁事務局長の2名が情報・調整班関係者調整係として参加しました。
【今回の想定は「駿河トラフ・南海トラフ地震発生から1ヵ月後!」】
駿河トラフ・南海トラフ地震発生時の被害想定(指定避難所1285箇所・福祉避難所615箇所・避難者数101万人・・・)という想定のもと、「各市町災害ボランティア本部」、「静岡県災害ボランティア本部」、そしてこの両者をつなぐ役割を担う「市町支援チーム(6チーム)」に分かれ、災害発生から1ヵ月後という想定で、「市町災害ボランティア本部」では「現場で何が起こっているか」「どんな支援が求められているか」を検討し、「市町支援チーム」は各市町の状況を把握しタブレットPCに入力、「県災害ボランティア本部」では、PC情報を共有し、対応策を検討しました。
【2日目は模擬「県域情報共有会議」を開催】
県災害ボランティア本部で開催が想定される「県域情報共有会議」を模擬開催し、市町ボランティア本部スタッフが会議を見学しました。
静岡県生協連からは、日本生協を通じ全国生協に運搬用車両(宅配トラック)や人の支援を要請し対応を行うこと、また災害発生直後から2週間は、ユーコープの県内6店舗に食料品・飲料・日用品などが納品される予定であり、店舗周辺の生協組合員や地域住民への提供、および行政からの物資要請に対応していくことを報告しました。(*県域情報共有会議は各市町スタッフからの情報をもとに県域(県行政や県域団体)や県外との調整を行うもので、実際の災害発生時には県ボランティア本部と各市町が同席することはありません。)
静岡県生協連は、県内外の行政、諸団体と連携しながら、災害時の支援活動を進めてまいります。