静岡県生活協同組合連合会は「会員生協共通の課題や要望に沿ったテーマで学習会などの企画をおこない、消費者が地域やくらしに関わる課題について自ら考え主体的に行動できる力を高める取り組み」として標記企画を開催しました。
1.企画名称 タニタの健康セミナー&食と健康トーク
2.開催日時 2018年12月22日(土)10:00~12:30
3.会場 静岡労政会館6階大ホール
4.参加者 93名(申込者75名・県生協連役員および事務局16名・講師2名)
※一時保育11名
5.企画概要
昨年までは会員生協の役職員や組合員、地域諸団体の皆様を参加対象とする「生協大会」として企画を開催してきましたが、2018年度方針にのっとり広く消費者を対象にした取り組みとして開催しました。
(1)Part1 タニタの健康セミナー~女子力アップ 健康美人のつくり方~
「タニタが考える健康づくりとは」「タニタ式ヘルシー食事学」「より健やかに美しく~タニタが考える健康美人の作り方~」についてお話しいただきました。タニタ式ヘルシー食事学では、“食品をバランスよく”“適量を食べる”ことについて触れられ、具体的に「お皿の数」や「手秤(てはかり)」で計ることの大切さや食塩の摂取量を減らすための調理の工夫について述べられました。「タニタが考える健康美人」とは外見ではなく、内側(皮下脂肪・筋肉)から健康な体をつくることであり、そのための食事術について提案されました。また、参加申込者からの事前質問にもお答えいただきました。
(2)Part2 食と健康トーク
ファシリテーター:竹下温子氏(静岡大学学術院教育学部准教授 医学博士・管理栄養士)
会場内に16のグループをつくり4~6人でご着席いただきました。グループ内での対話が進むように年代の近い方でグループ分けをしました。
竹下先生のファシリテーションでトークセッションが進められ、「タニタの講演を聞いて見つけたこと・あなたの永遠の課題」「課題を解決するためのアイディア」「“行動変容”を起こすための目標」「今日からできる改善を具体的に書きましょう」の内容で、各自が考えながらシートに記入しグループごとに交流しました。参加者の皆様は初対面同士でしたが、どのグループもにぎやかに交流を進めることができました。
(3)健康チェック
開会前、休憩中および終了後に、参加者の皆様に健康チェックを体験していただきました。健康機器は、ユーコープ組合員参加推進部より骨密度測定器と血管年齢測定器、浜北医療生協より体組成計をお借りしました。各機器の前には行列ができ、すべての方に体験をしていただくことはできませんでしたが、手軽に自分の状況を確認していただくことができ大変好評でした。