1954年、アメリカが南太平洋マーシャル諸島で行った水爆実験による『死の灰』を浴びた焼津のマグロ漁船第五福竜丸の無線長 久保山愛吉氏が犠牲となった9月23日、久保山さんの墓のある弘徳院で追悼の行事が行われます。
今年はコロナ禍のなか、規模を縮小して開催されました。
【墓前の誓いのつどい】午前10時~
40名の参加のもと、弘徳院の境内にて誓いのつどいが行われ、静岡県原水爆被害者の会 大和忠雄会長、中野弘道焼津市長(メッセージ)、静岡県宗教者平和懇談会 小野和典氏らが誓いの言葉を述べました。県生協連は、望月常務理事が司会を務め、墓前に供える菊の花を手配しました。
【9・23焼津のつどい】午後1時30分~
コロナ禍のため距離を空けて参加していただくこととなり、会場の焼津市総合福祉会館ウェルシップ焼津には73名が参加しました。静岡県原水協 木藤功理事長のあいさつに続き、映画「西から昇った太陽」(監督 キース・レイミング 2018年)が上映されました。ビキニ水爆実験による被害を受けた第五福竜丸の様子を、アニメーションと元乗組員の証言で表した作品です。
映画に続き、核兵器廃絶の活動している県内各団体からの発言がされ交流しました。
ビキニ被災66年久保山愛吉氏追悼焼津行動が行われました